美容師になって今年度で10年目。
小学校から例えるといつまにか小学生の6年間を超え、高校1年生になっているという現実。
自分でもびっくり。
地元の床屋さんがカッコよくてそれから美容師という夢を目指しました。
そんな夢を叶え、思えばこの10年間に美容師になって何回辞めようと思ったのだろう。
アシスタントの時に思ったことは他の業種の人たちの給与と比べてしまうこと。休日が平日。
友人がボーナスをもらった。何かを買った。
この前誰々とどこどこに行った。
そんな話を聞くと羨ましかった。
そうすると辞めたい気持ちになる。
でも、やりたいことがない。なんの仕事をすればいいのだろう?
そんな気持ちで続ける。
僕は不器用であり、要領も悪かったのでアシスタントがスタイリストになるまでの平均2〜3年を超え、5年目でスタイリストになりました。
スタイリストになってからはお客様とより距離が近い接客ができ、楽しい反面、技術や時間内に施術を終える、様々なお客様を顧客にする、アシスタントのヘルプのつき方や回し方など様々な課題があり、日々体力というより精神的に疲れました。
「アシスタントは体力、スタイリストは精神力」
と先輩が言っていたのを思い出します。
続けていくと次第になれ、断然スタイリストになった方が楽しいと思うようになりました。
お客様が自分を求めてくれる。
それだけで嬉しいことだなと感じます。
それを強く感じたのが会社をかえ、今現在のお店に入った時。
違う地域で遠いのにもかかわらず、前店からお客様が来てくれた時には涙が出そうなくらい嬉しかった。
美容師をやってて良かったと思う瞬間でもありました。
最近思うのがお客様が来てくれることがすごく嬉しいということ。
一生来てくれるわけではないし、引っ越したり、何かの理由で次回から来ないかもしれない。
そう思うと来てくれることと、自分を指名してくれるお客様に本当に感謝です。
だから最近はお客様をやっていて純粋に幸せで楽しいです。
人と関わること、自分と関わってくれること。
人との繋がりが幸せに感じます。
休日も大事なのですが、人とコミュニケーションを取らないと不安になる日もあります。笑
美容師は髪をキレイにする仕事であり、お客様を幸せにでき、最高の仕事だと改めて感じます。
昔、
カッコいい美容師になり、髪だけではなく心もキレイにする美容師になりたい。
というのを思い出しました。
今現在、自分はカッコいい美容師で、心もキレイにする美容師になっているのだろうか?
と思う今日この頃。
その気持ちを忘れず、これからも美容師をやっていきます。
Byeヽ(・∀・)
小川幸司
Mereve【メリーヴ/メリーブ】
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